01. 五度圏の倍音列の仕組み

五度圏の倍音列の仕組み

 音楽の七不思議のひとつに、

  ‘c’ドの3倍音が ‘“g’ソ、 
‘”f’ファの3倍音が ‘`c’ド

という五度の仕組みがあります。

音階は組み立てる時、物理的に、
‘a’ラ の3倍音を’“e’ミとして調律されるため、とも言えます。

半音階で7つ離れると、
‘a’ラ から3倍音の’“e’ミ に変わるとも言い変えられます。

これを別の音で考えてみると、
‘`e’ミ から半音7つ上がった’`b’シは、3倍音に相当するはずです。

通常の音列である、半音を含むドレミファソラシド、

c  d-  d   e-  e     f  g-  g   a-  a   b-  b

これを上記の要領で並べ替えると、3倍音を形成しながら一周できる五度圏の音列ができます

| Gb > Db | Ab > Eb > Bb > F | C > G | D > A > E > B | Gb > Db |

これが五度圏表と言われるものです。

この五度(半音7つ分)の倍音は推力があります。

物理音’c’ド の中に3倍音’`g’ソ を感じるため、
次に’g’ソ が鳴っても自然と受け入れられてしまいます。

‘g’ソ が鳴ると’d’レ や’a’ラ をこの音の中に感じ取ることになり、
次に鳴りうるであろう’d’レ も’a’ラ に繋がっても違和感がない、ともいえます。

ですがこのままだと下へ下がれません、倍音構成だけで見ると上方倍音側へしか向えないはずです。
このままだと倍音にない下へ下がることにはとても違和感を感じるはずです。

でも、’b’ から’c’ へ普通に移動するでしょ、という意見があると思います、
全くそのとおりなのですが、これは推力が変わったとも言えるのです。
つまり、こちらでは失われた基底音という仕組みが機能しています。

この失われた基底音の仕組みが下方倍音の根拠ともいえるのです。

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